セガ関連でまた一つ残念なニュースが入ってきました。
1999年4月から8年に渡り営業が続けられてきたセガ直営ネット通販サイト「セガダイレクト」(発足当初は「ドリームキャストダイレクト」)が、来年の3月31日に終了することが決定したようです。
セガダイレクト
セガ公式ECショップ『セガダイレクト』のサービス終了について
このたび、セガ公式ECショップである『セガダイレクト』は、2008年3月31日をもちまして、すべてのサービスを終了させていただくことになりました。
1999年4月、当時ハードメーカーであったセガは、ユーザーの獲得およびユーザーサービス向上の一環としてセガ公式ECショップ『ドリームキャストダイレクト』を立ち上げました(2002年11月に現在の『セガダイレクト』へと名称変更を実施)。以来、ECショップの先駆け的存在として「セガのタイトルはセガダイレクトで」を合い言葉に、8年の長きに亘り数多くの方々にご愛顧いただいておりました。しかしながら、今般、インターネット上のサービスの充実が図られ、さまざまな形態のECショップが登場する中で、ソフトメーカー一社の運営するECサイトとしては、一定の役割を終えたとの判断をさせていただきました。
お客様ならびに関係の皆様におかれましては、長きに亘ってご利用、ご支援いただきましたこと、誠にありがたく、心より感謝申し上げます。
1999年の発足当初はゲームの購入は専門店が一般的で、あとはコンビニ流通(デジキューブ)が少々という感じで、ネット通販は殆ど利用されていませんでした。
そんな中、インターネット接続機能を標準装備していたドリームキャストに合ったサービスとしてスタートしたと思われます。
ドリームキャストが健在だった頃は、ネット通販専売ソフト(「セガガガ」などが有名)なども積極的に発売されそれなりの存在意義があったと思いますが、現在ではテレカ等の特典物が欲しい方以外には特に利用価値が見出せなくなっていたように思います。
サントラCD(特にアーケード物)には専売ソフトがたまにありましたが、なんだか無理矢理な感もありましたしね・・・。
送料無料にするには8000円というソフト1本では微妙に足りない金額にしなければなりませんので、通販最大手のアマゾンあたりと比較するとやはり使い勝手でかなり見劣りしていたのは事実です。
価格的にも劣勢でしたし、品薄商品の在庫が優先的に回されるわけでもありませんし、このまま無理に続けても売るほうにとっても買うほうにとってもメリットが乏しいというのが現実だったかもしれませんね。
とはいえ、セガがプラットホームホルダーとして活躍していた頃から続いてきたサービスが終わるというのは、一つの時代が終わるようで寂しい事ですねぇ・・・。