SCEが「ゴネ得」を狙ってしまい、結果として話が大きくこじれて賠償額が大きく膨らみPS3のコントローラに振動機能が搭載不可能となってしまっていた「振動技術特許を巡る訴訟」が和解に達したそうです!
情報元 ゲーマーホリックさん ゲーム&情報ブログ(SF&NF)さん
Engadget Japanese ソニー、振動機能特許でImmersionと和解
これはPS3にとっては非常に大きいんじゃないですか?
なにしろPSやPS2との互換性が仮に完璧であったとしても、振動機能が無い事でユーザーはPS2を処分できない状況が生まれていましたし、旧ハードのコントローラ系の周辺機器はアダプタを介してもPS3に接続不可能という極めて不自然な仕様にならざるを得ない状況でしたからね・・・。
和解の詳しい内容については不明で、Immersion社側が譲歩したのかSCE側が要求を飲んだのかはわかりませんが、従来「PS3から振動機能をカットするのが賢明な経営判断」などと語られていたくらいですので、多少の譲歩があったとしても相当な高額の和解金だったことは間違い無いでしょう。
その金額は、ハードの価格に上乗せせざるを得ないわけです。勿論値上げされることは有り得ませんけど、(普及の後押しに必要不可欠な)値下げが可能になる時期は相当遅れることになるでしょう。
それでも、国内での週間販売台数が2万台程度の低レベルに落ち込んでしまっている現状を打破する為には「振動機能の復活」は必要不可欠で、まさに「背に腹は変えられない」経営判断だったのでしょう・・・。
結果的に和解するのであれば、絶対にPS3発売前にするべきでした。そして現在のような中途半端なモーションセンサー搭載はせずに「Wiiリモコンは子供騙し」と泰然と構えていれば良かったのです。
それなのに実に中途半端な「SIXAXIS」を一旦標準装備してしまったのは痛恨の失策だったと思います。
今後「SIXAXIS」のメリットを称えてきた自らの過去に縛られる事になるのも痛いですが、なにより任天堂Wiiの進めたい「次世代は入力デバイスの進化」という流れに自ら乗っかってしまったのは本当に痛いことだと思いますよ・・・。
(任天堂(宮本氏?)がここまで計算に入れていたとしたら、本当に凄いことです。)
すぐにでも振動機能を搭載した「SIXAXIS」の標準装備化を始めるべきだと思いますが、「すぐさまSIXAXISに振動機能を搭載することはなく、予定もない」とのことです。
それはそうでしょう、現在制作中の作品は「振動無し」前提で制作されているのですから、新たに振動機能を加えるとしたら更に半年くらいは待たねばならないでしょう。
振動機能が搭載されるのは、夏に発売予定の「みんなのゴルフ5」と同時期か、従来値下げの噂されていた年末あたりになるでしょうね。
ただ、PSやPS2の周辺機器を接続可能にするアップデートは早い時期に行われるでしょうし、これは結構大きな前進と言えます。
今後、ユーザーはPS2との互換性のある上位機種として安心してPS3に買い換えることが出来るようになるはずで、異常に高価だと思われていた価格も今までより「PS2本体の価格分」程度割り引いて考える人も多く出てくるでしょう。
それでも高いことに変わりはありませんが、少なくともドンキ特価「39800円」でも高過ぎとまでは思われなくなるでしょう。
下がる一方だった「転売相場」も、若干再上昇するかもしれませんね。
さあ、このSCEの経営判断は吉と出るのでしょうか、それとも凶と出るのでしょうか?
私は、「遅すぎたしコストも莫大に膨らむはずなので「凶」だが、このまま進んでも「大凶」だったので少しはまし。」程度なのではないかと思います。
ハード製造コストは更に上昇しビジネスとしては破綻してしまうかもしれませんが、ソニーにはそんな事を気にしている余裕はもはやありません。
ゲーム機としての価値が飛躍的に上昇するのはユーザーとしては喜ばしいことですし、(本来あまり好ましくない)未だ好調なPS2と競い合う形になっている販売台数も徐々に改善されていくでしょう。
ただ、Wiiに先行を許し「Wiiリモコン革命」が成功してしまった現状を見ると、やはり時既に遅しと言わざるを得ませんね・・・。








