
衝撃情報に揺れた「任天堂カンファレンス 2007.秋」ですが、この中でひっそりと発売時期が公表されたニンテンドーDS周辺機器があります。
昨年春のカンファレンスで年末発売予定とされ、その後発売時期が伸び伸びとなっていた「ニンテンドーDS用ワンセグ受信カード」です。
任天堂、ニンテンドーDS用ワンセグ受信カードを年内発売 (Phile-web)
大手ゲーム系ニュースサイトではなぜか全く取り上げられておらず、あやうく見落とすところでした。
それもそのはず、岩田聡社長が発売時期について言及しただけで価格や仕様については明らかになっていないようですので、記事にならなかったということなのでしょう。
とはいえ、この時期に年内発売を公言したわけですから、少なくとも仕様については確定しているでしょうし、製造も始まっていると見て問題無いでしょうね。
そもそもここまで発売が延期となった原因は、受信感度が良くなく改善もままならなかったからだと言われています。
ユーザーからすれば、アダプターを別途購入するわけですからどうしてもワンセグ専用TVと比べてしまいます。
それがもしも携帯電話以下の受信感度しかなければ、ユーザーの大きな不満となって任天堂を直撃し、企業イメージを損ねるだけでなく最悪「回収騒ぎ」すら起こりかねません。
しかしそうこうしているうちに、新型PSPに先を越されてしまうという情けない状況に陥ってしまいました。
このままお蔵入りするとも思われていた「ニンテンドーDS用ワンセグ受信カード」ですが、ここにきて発売へと動き始めたのは「PSP用ワンセグチューナー」の発売と無関係では無いかもしれません。
実はPSP版の受信感度もあまり良くなくて「携帯電話以下」などと言われているのですが、大きな不満の声は出ていません。
これは時期的に「ワンセグとはもともとそういうもの」という認識が浸透しつつあるのと、PSPのユーザー層が若くて機械に強い場合が多いからでしょう。
児童層や主婦層の比率の高いDSでいきなり出していたらストレートに「映りにくい・使い物にならない」というクレームが噴出する可能性が高いですが、似たような品質のPSP版が先に発売された事で理解は得られやすくなります。
また、価格も安価なDSソフトと比較されるだけに下手な価格設定はできないというジレンマがあったと思うのですが、これもPSP版が6980円というちょっと割高な定価を設定してくれたおかげでずいぶん楽になったと思われます。
石橋を叩いても渡らない慎重な「岩田任天堂」でも、そろそろ発売しても大丈夫という判断なのでしょうね。
価格はPSP版よりちょっと割安な5980円あたりになると予想しますが、どうでしょうか?
発表から2年近く経過しており正直当時のような驚きも付加価値もありませんが、発売を楽しみに待っていたユーザーも少なからずいると思われますので、無事に年内に発売されることを期待しましょう。








