
世の中にインターネットが広まり電子メールが一般的になっていく時期に、無機質な電子メールに遊び心を持ち込んで特に女性に受けたメールソフト「ポストペット」が、携帯ゲームソフトになるようです。
ご存知の方も多いでしょうが、「ポストペット」はソニーの子会社にあたりブロバイダー事業等を展開している「ソネット」のコンテンツです。
それがソニーハードのPSPではなく、任天堂ハードのDS向けに発売されるというのは、かなり驚くべきことだと思います。
情報元 iNSIDEさん
PostPet DS(仮) 公式サイト
なぜこのような「越境」が許されたのでしょうか?
おそらく、ユーザー層が女性や児童層に強いDSのほうに完全に合っているというのと、「ポストペット」というコンテンツが(悪い言い方ですが)もう終わっているからでしょうね。
変な意地を張ってPSP向けにリリースしても仕方が無いということなのでしょう。
ゲームの内容ですが、「どうぶつの森」に酷似しています。
それに育成要素が加わったような感じですね。
元・カリスマクリエイター「西健一」氏(「moon」「L.O.L.」「ちびロボ!」などを制作)が監督をしているというのも注目です。
おそらくこの人が仕掛け人なのでしょう、彼ならソニーにも任天堂にも顔が利くでしょうからね。
ただ単に可愛いだけでなく「毒」も入れていくとのことですので、大人のユーザーも満足のいく仕上がりになるのかもしれませんね。
DSへの参入はソニーにとしては大英断だったと思いますが、本家「ポストペット」にもう一度光を当てたいという意思のあらわれなのかもしれませんね。



http://www.watch.impress.co.jp/mobile/column/catchup/2000/04/06/
ドコモのポケットポストペットはタッチペン対応なのでPSPでは移植が不可能だったのでしょうね。
PSPだと操作するだけでイライラしそうですしね。
それにしてもリンク先、「ポケットポストペット」とはまた古い・・・。
これで本当にメールのやり取りが出来るというならそれなりに革命的な気もしますが、DSでは色々と無理っぽいです。
おそらくDS本体同士の「すれちがい通信」などには対応するでしょうけど、PCや携帯電話とのメールのやりとりなんかは基本的には対応しないんではないでしょうか。
ポストペット自体は完全に過去のものですけど、「モモちゃん」をはじめとするキャラクターの知名度は(特に成人女性には)未だに根強いですから、これをDSのゲームにするという試みはなかなか面白いと思いますよ。
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